犬の報告書 8/1

8月1日(日)

公演後の振り返り・今後について

参加:赤星、笠井、岸本、くるみざわ、サカイ、坂口、澤田、若旦那


 

■赤星

今回の作り方はよかった。当初言っていたように、コロナ禍で作品を作るということは、やはり自分だけの問題じゃなくなってきた。自分が体調を崩したりすると、やはり感染症のリスクを考える。今回の上演を経て、この先のことを考えられそうな気がする。出演者が劇場に来られなくても、上演ができる形態。たとえば、俳優が録音で登場するなども視野に入れられそう。この「録音」「実体がない」というのは、僕の中の意見なので、メンバーと考え方が合致しないかも、という感触もある。

 

■笠井

今回、結果的にミニマムな上演となったが、それは良かった。ただ、以前のように演劇をやる、という欲求が自分たちにもお客さんにもある。それが今回のリーディング公演で、どう叶えられていたのか、気になった。

 

■坂口

以前のように演劇をやる、つまり、お客さんと演者同士が相互的に作用するという場所を作ることは叶っていたと思うし自分もそれを楽しめた。今回は感染症をテーマとして企画した。戯曲は感染症をテーマとして書かれているのでその内容は伝わったと思ったが、上演形態・演出としてはどのくらい感染症をテーマとできていたのかはわからない部分がある。ひとつトピックとしてあげれられるのは「触る・触らない」ということ。そこは、もどかしくもあったが「触らない」ということで問題意識を提示できたのかも。

 

■赤星

飛沫のこと気になった。それをお客さんがみて、どう思ったのかも気になった。

 

■坂口

俳優同士の距離は確かに気になった。ただ近くにいる、俳優が舞台上にいる、というエネルギーはやはり重要。

 

■笠井

自分の劇団では、リモート・オンラインの演劇作品を作っている。音声はすべて録音でそれにあわせて俳優が遠隔で演技をする。音声が固定化されている。今日上演をみて改めて思ったのは、舞台上ではさまざまなゆらぎがあって、俳優同士が音を聞き合い、相互的に作用し変化し続けている。それが演劇の要なのでは、と思った。

 

■坂口

上演中も、たくさんの発見があった。各個人の発見をもっと細かくフィードバックができればよかった。

 

■くるみざわ

上演では、犬同士の接触や距離などがとても表出していた。脚本の中では手術のシーンなど具体的体に触れる描写をしたが、読まれている言葉を聞いて「ホントに刃物当てるんだな」という気分になった。それは、本の中のドラマ的な部分がちゃんと抽出されていたから。接触のシーンはないけれど「接触」の意味合いがちゃんと考えれられていると思った。リーディング公演と言わなくてもよかったのでは。

 

■笠井

自分たちの状況を正直に伝える、という意味でリーディング公演と銘打った。

 

■若旦那

作品を気に入ってくれた方がいる。場所を貸してくれそう。今回の上演で、どこでもできると感じれたと思う。この形態について色々考えたことがあると思うので、それのリトライ、また本企画の赤字を回収する意味でも、上演が熱いうちに再演できればいいと思う。もう一回見に来たい人も見れるし、評判を見たが観劇できなかった人も見れる。

 

■笠井

次の公演はパーカッションを入れたい。タブレットを自立すれば野外でもできる。

 

■赤星

パーカッションはマイク・PAがいる?

 

■坂口

マイクを入れて、声を張らないという方法もとれるが、外音や楽器音に負けないように大きな声でやるという、方法もとれる。場所に則して考えられれば。

 

■岸本

結局「演劇」をするのであれば、顔を合わせたほうがいいんだろうなと思った。ただ、近づく・集まるというのがネックになる。なので、集まり方を工夫すればいいのではと思った。稽古開始から終わりまで常にから距離をとっておいて、実際の上演も俳優同士はとても離れているという方法もとれるのかもしれない。離れているが、音は聞けるし、姿は確認できるので、相互作用は獲得できるはず。

 

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今出ている具体案「新しい場所で熱いうちに再演を案」と「動画の配信案」案をどう思うか。

 

■岸本

「再演案」は良いと思う。例えば一週間で稽古・仕込み・本番を行う。今回の「読む」形態であれば、場所を感じたり、美術を実験する時間が多く取れるので、想像的・かつ効率的な上演ができる。

「動画配信案」もサカイさんがOKであればgoodだと思う。

 

■澤田

ログチケットを考えてたぐらいなので「動画配信案」は良いと思う。リーディング上演は、ながら見ができるので、配信に向いていると思う。

今回の形態は、3年間のうちのレパートリーにいれればいいと思う。(なので、「再演案」は良いと思う。)また演出・要素も笠井さんのいい部分が出てきたと思う。わざわざこのメンバーでド派手な演出の作品を作る必要は無くて、ミニマムでクリティカルな作品を作れればと思う。今回の上演を経て、次回は制作としてベタづきするのも一案としてある。

 

■笠井

確かにエンタメを志向したいわけではないかも。このメンバーで作品を作るとなった時、会場に来ただけでおおお〜となる作品ができればと思った。形態としてはミニマムなものになったが、それで良い感触はあった。実際に物体として本があるより、「本がある」と言ったほうが、自分としてはしっくりくる。

 

■サカイ

再演案、動画配信案、はOKです。

 

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スケジュール

 

「再演案」は一週間程度確保できますか?平日昼間・週末公演が理想?

「新作の上演」は今回のように1ヶ月の間で数回稽古が形態にする(リーディング上演の場合)?

 

■若旦那

「再演案」については、場所にあたってみて候補日を相談します。

またAFFに出すのであれば、12月までにもうひとつ公演をできるようにしたほうがいいように思う。これもAFFの2次が出てから調整したい。

 

■澤田

考えたけどできなかった。というみちゆきもログ化してゆけばいいのでは。予定や状況も刻々と変わるので、それに合わせて対応していけばいい。ログは今回で一区切りになるが、黒い犬の活動としてそれぞれが発信してゆきたい。わりとゆるく、楽しめればいい。

 

■赤星

年度内は難しそう。金曜が開けれない。

夏休み・冬休みしか動けない。冬休みは別予定あり。

 

■坂口

新作のスケジュール早めに決めたいですね。赤星さんの状況的に夏休みが候補?

 

■くるみざわ

もし夏に決まるのであればそれまでに新作台本書きます。

 

■若旦那

来年、7月8月は空いています。

 

■赤星・岸本

8月がいいです。

 

■笠井

お盆は人来ないです。

8月初旬に始まって、8月末に終演となるが理想では。

 

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スラック上でやること

 

・動画配信について進める

 

・若旦那さんご紹介の新しい場所について進める

 

・AFFの助成金、2次の情報をキャッチする